【cf.】2013/6/8 日経
街頭のポスターなどをスマホのカメラで撮影すると、道案内や商品の情報を収集できるサービスが多様化している。
スマホの多機能化でバーコードは不要になり、風景を撮るだけで道案内情報が画面に映し出される機能もある。
あたかも街中にバーコードがちりばめられたかのように、街歩きを楽しみながらスマホカメラで手軽に情報を入手できるようになった。
「広告+(プラス)」は、街中にあるポスターにカメラをかざすと瞬時に広告サイトが表示される。
博報堂が始めたサービスだ。
東京都豊島区のJR池袋駅周辺では、スマホやタブレット(多機能携帯端末)を見ながら、サンシャイン水族館に向かう人が増えている。水族館への経路を案内するアプリ「ペンギンナビ」を使っている人たちだ。
水族館運営のサンシャインシティ(東京・豊島)は、「ペンギンナビ」を始めた。アプリを起動しカメラを立ち上げると、画面に映し出された風景に仮想のペンギンが登場。
よちよち歩きながら水族館の方向を示す。
日本コカ・コーラの自販機に付いているシロクマの絵を写すと、クマのアニメ動画が表示される。
「自販機はいつでも買える便利さがある半面、味気ない機械になった。自販機が楽しい存在になれば」(同社)。米アップルの「アップストア」のダウンロードランキングで一時2位になるなど好評という。
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