ファストリ傘下ブランド、銀座に集合
ファーストリテイリングは2日、カジュアル衣料店「ユニクロ」や低価格衣料店「ジーユー」など傘下の5ブランドを一堂に集めた「ユニクロマルシェ」=写真=をプランタン銀座(東京・中央)内に開業する。仏肌着ブランド「プリンセス タム・タム」が日本1号店を開くほか、仏婦人服「コントワー・デ・コトニエ」も出店。周辺で働く女性の需要を取り込む。
プランタン銀座本館6~7階で営業する。売り場面積は約2600平方メートル。売り場の8割を占めるユニクロでは、洋服選びの相談に応じる専門スタッフ12人を配置。今回は出店していない高価格婦人服「セオリー」と共同開発したダウンコート(1万2900円)などを先行販売する。
ユニクロマルシェでは20~30代の働く女性向けで単価が1万3千円程度の「PLST(プラステ)」も営業する。価格帯を幅広くすることで、「クローゼットのように服を選べる店舗を目指す」(ファストリの柳井正会長兼社長)。来年以降も傘下ブランドを集めた新店を出していく。
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