古事記とは文学作品っぽい歴史書
712年に完成した日本最古の歴史書です。
天武天皇の命令で始められました。
天皇家のことや神話伝説をまとめた文学作品っぽい歴史書です。
稗田阿礼(ひえだのあれ)が暗誦していた神話・伝承を、
太安万侶(おおのやすまろ)が記録したものです。
古事記と日本書紀 NHK 【1+】
「古事記」は、712年、太安万侶によって献上された、日本最古の歴史書です。
天武天皇に仕える稗田阿礼(ひえだのあれ)が暗誦していた「天皇の系譜」と「古い伝承」を書き留めて、編纂されたものとされています。
「誰が何をしたか」に重点を置いて書かれているのが、古事記の特徴です。
序文に続いて日本神話が書かれた「上巻」、
初代神武天皇から15代・応神天皇の時代までを書いた「中巻」、
16代・仁徳天皇から33代・推古天皇までを記録した「下巻」の3巻からなっています。
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古事記に続いて、720年には「日本書紀」が完成しました。
舎人親王(とねりしんのう)らの手になるもので、「いつ、何があったか」をポイントに、年代順に出来事を記録しています。
日本書紀のあとを受けて、「続日本紀」「日本後紀」「続日本後紀」「日本文徳天皇実録」「日本三代実録」と、同じ形式の歴史書が作られました。
この6つの歴史書をまとめて、「六国史」と呼んでいます。
くらし☆解説「古事記1300年」を楽しもう(NHK2012/8/29)
視点・論点「古事記編さん1300年を迎えて」三浦佑之
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