Chủ Nhật, 30 tháng 9, 2012

メコン川は、東南アジア最大の川

メコン川 (※1)
メコン川(Mekhong river)は、東南アジア最大の川で全長4200キロに及びます。
日本列島は3000キロです。

源をチベットに発し、6ヵ国をうるおします。

中国の雲南省では深い渓谷を割って流れ、 ラオスとミャンマー 、ラオスとタイの国境をうるおしつつ、カンボジアを通り、ベトナムに 流れ込み、河口において豊かなデルタをつくり、南シナ海に注ぎこみます。

メコン川の水量は、日本の全河川を合わせたよりも大きいです。
流域面積は日本の国土の2倍以上あります。

河口のメコン・デルタの面積は北海道ほどもあります。
デルタ全面にわたり、運河が縦横に掘られ、これが稲作と水運に活用されています。
メコン・デルタは 世界最大の米作地帯の一つです。

しかし、メコン・デルタ以外のメコン流域全体についていえば、まだほとんど開発されていません。
黄土色の豊かな水を運ぶメコンは無限の可能性を秘めた「眠れる巨人」です。

ベトナムの豊饒なメコンのデルタ地帯は、 かつてカンボジアの領域でした。
ベトナム人の1000年以上にわたる南下運動のあげくに、今から 200年ほど前にベトナムがカンボジアから 奪いとったものです。

メコンデルタのホーチミン市にカンボジア人が多いのもこのためです。

メコン河口の台湾工業団地の計画図  1996年。  右が筆者(桑原政則)

(※1)  http://izushin.blogspot.jp/2010/04/blog-post_3773.html

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